更年期からの心と体、月経の乱れ・ホットフラッシュ・冷え・発汗・動悸・息切れ・皮膚の乾燥・頭痛・めまい・耳鳴り・肩こり・腰痛・手足の痺れ・関節痛の対策と治療

更年期とは

年期というと、どこか寂しいイメージがあり、何となく落ち込みがちな言葉ですが、女性のライフサイクルのなかで、誰もが通る一時期に過ぎないのです。からだの中でこれからどの様な変化が起きようとしているのか、または起こっているのか、よく理解していきましょう。

更年期と更年期障害

年期のからだの変化は、誰でも同じように起こります。これに対して、更年期障害には個人差があり、程度や自覚症状に大きな差があります。ほとんど苦痛を感じないまま過ごしてしまう人もいれば、多種多様な不快症状で悩まされる人もいます。

更年期」は避けては通れませんが、「更年期障害」は軽くすることも避けて通ることもできるのです。

更年期と女性のカラダ

女性と更年期障害1

性のからだは 思春期に劇的な変化を起こします。 思春期に入るとからだは丸みを帯びてきて、やがて月経を迎えます。月経を起こすシステムが作動し始めるのです。脳からの指令を受け、卵巣から周期的に分泌される女性ホルモンは、毎月月経を起こし、心身の健康に大きく影響を与えます。つまり、思春期以降、女性の健康は卵巣の働きによって円滑に保たれているのです。

女性と更年期障害2

しかし、40歳ごろから卵巣の働きは徐々に低下していきます。それに伴い、ホルモンのアンバランスが生じてきます。すると、それまで安定していたからだの状態に今までとは違った変化が現れてくる。それが更年期の始まりです。

更年期は個人差はありますが、閉経をむかえる45歳〜55歳頃に、現れてくる様です。 これは、決して異常な事が起こったわけではなく、女性であれば誰でも迎えるからだの変化なのです。

女性と更年期障害3

女性ホルモンの分泌は脳の視床下部→下垂体→卵巣→視床下部のルートで調整されています。そのルートのうち、卵巣に機能低下が起こり、分泌量が減少してしまうと、脳は卵巣に向けて、もっと分泌して!と、働きかけます。しかし、衰え始めた卵巣はそれに応える事はできません。そこで、脳の中枢と卵巣の間では、ホルモン分泌をめぐるかけ引きが繰り返されるようになります。

脳の中枢にある、自律神経や感情の変化などをキャッチして、全体の調和を保つコントロールセンサーは混乱!全身のバランスを崩しやすくなってきます。

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更年期におこりやすい症状

状は、発作的であったり、持続的であったり、精神的なダメージ(対人関係や家庭内の不和など)によって強く出たりと更年期におこりやすい症状は多様です。「不定愁訴」と言われるように自覚症状だけで、検査では全く異常が見られなかったりもします。

月経の乱れ
一般に初めは間隔が短くなり、その後徐々に延びるようになり、閉経を迎える。
ホットフラッシュ
顔面や胸のあたりがカーっと熱くなる。紅潮、のぼせ。体温調節の乱れ。
冷え
特に手足、腰部や下腹部などの冷え。体温調節の乱れ。
発汗
じっとしていても、突然汗が噴き出して来る。
動悸・息切れ
何もしなくても、動悸がしてくる。胸が苦しくなり、息苦しい感じ。
皮膚の乾燥
皮膚がカサカサ。かゆみ。膣の乾燥・自浄作用の低下。
頭痛・めまい・耳鳴り
頭が重い。締め付けられる様な痛み。ふらつき。
肩こり・腰痛・手足の痺れ・関節痛など
加齢に伴う関節の変形。筋力低下による姿勢の乱れ。あちこち痛む。
不眠
寝つきが悪い。眠りが浅い。朝なかなか起きられない。寝ても疲れがとれない。
疲労・倦怠感
常に疲労感がある。何をしても疲れやすく、すぐに横になりたくなる。集中力低下。
無気力
何をするのも面倒。人と会うのがおっくう。ひとりで、ふさぎ込みがち。
自信が持てない
何事に対しても自分に自信が持てなくなり、不安になる。くよくよと悩みがち。

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更年期障害の対応策

 

まずは、自分の状態を知る!

年期と更年期障害のしくみについて良く理解する事。病気ではなくても、様々な症状が現れてくるという事を知っておくと、更年期を受け入れやすくなります。

ありのまま受け入れて

年期の不調で、自分の思い通りにからだがついて来なくなると、こんな筈はない・・前はこうじゃなかった・・あせりや不安で、くよくよと落ち込みがち。しかし、それでは、症状を悪化させるばかり。変化を受け入れ、からだや心の不調とうまく付き合って行こう!という気持ちで。

自分はどうありたいか・・・

の時期は、家庭においても、様々な問題や転機を迎える時期でもあります。もう一度、自分はどうありたいかを考えてみましょう。希望に近づく事を目標に、張りのある毎日を過ごしてみては!生活習慣を改善して、自分なりのリズムをつくりましょう。

ひとりで悩まずに

年期は、動脈硬化による循環器疾患や肥満などの生活習慣病、子宮の病気などが増え始める時期です。エストロゲンの減少が原因のひとつとしてあげられますが、症状が重い場合は、一度専門医に相談しましょう。

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更年期障害をのりきるために

状が重い場合、ホルモン補充療法による治療が必要な場合もあります。しかし、そういった治療が必要なのは、ごく一部の場合です。大半は、日頃から「心」と「からだ」の健康を意識した生活を送る事で、軽く通り過ぎる事もできるのです。

はり灸やマッサージによる全身の調整は、自律神経やホルモンのバランスを整え、日々の健康管理に非常に効果があります。健康をベースに生活習慣を整える事によって、更年期とその後に続く老年期の生活の質を向上させる事ができます。

健康チェック

分自身のからだの状態を知りましょう。

体重や体型、筋肉の強さやバランス、血圧や脂肪量、骨量などの状況を知っておきましょう。

食べる

を楽しみましょう。

そうすると、脳や心も安定し、体内への吸収もよくなります。また、各臓器や組織の機能が低下して、栄養素の体内貯蔵能力が下がってくる時期でもありますから、健康の要となる栄養のバランスも考えて、食生活を充実させましょう。

寝る

則的な睡眠を心がけましょう。

良い眠りは、心身の緊張を解き、疲労を回復させ、活力を生み出します。

動く

ずは、きれいに立つ。そして、きれいに歩く。

当たり前の事だけど、難しい・・・。きれいな姿勢を維持する為には、バランスのとれた筋力が必要!筋力(特に脚力)が低下すれば姿勢は崩れ、何だか歳より老けて見られがちです。若々しさを保つために、どんどん脚を鍛え、背筋をピンと伸ばし、胸を張り、ちょっと視線を上げて、颯爽と歩きましょう。体力的な自信は、気分を奮起させてくれます。

いつまでも いきいきと・・・

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