スポーツ障害・捻挫などの初期処置・RICE

スポーツ外傷・障害における基本的な処方

ポーツ活動は競技を目的とする場合、特に高いレベルでの運動機能が要求されます。プレーヤーに外傷・障害が発生した場合のリハビリテーションは単に日常動作を確立することはもちろんですが、できるだけ早くにスポーツ活動レベルまで機能を向上させる必要があります。不安な状態でのスポーツ再開は症状の再発につながり、結果的に復帰を遅らせたり、より困難なものにしてしまいます。

そのため、外傷発症からスポーツ復帰に至るまでの適切なプログラムが必要です。以下の説明は、スポーツ外傷に限らず普通の生活上での外傷でも、基本的な処置は同じです。

第1期(安静期)

性期の患部の炎症を鎮静化させ、損傷組織の修復を促進させます。

損傷後、早期に患部にRICE処置をおこない急性炎症をおさえ、疼痛を和らげながら、出血や腫脹の軽減を図ります。

RICE処置
Rest 安静
Icing 冷却
Compresion 圧迫
Elevation 高挙

第2期(運動開始期)

の萎縮や関節拘縮防止のための早期運動開始期。

運動療法によって、運動能力の低下を最小限抑えながら、治癒を促進させます。 この時期には傷害患部に負担のかかる運動は避けなくてはいけません。少しでも早い復帰のため下肢の筋力訓練、体幹、上肢各関節、全身持久力のための運動を十分に行います。

第3期(筋力増強期)

害部の筋力の増強訓練の時期。

関節の可動範囲が改善され、痛みが消失すると 第2期よりは積極的な筋力強化の目的でトレーニングを行います。運動は、小さい負荷から大きい負荷へ、簡単な動作から複雑な動作へ、ゆっくりした動きから速い動きへと序々に段階的に進めなくてはいけません。

第4期(復帰期)

本的動作からより実際的な運動機能の獲得のための時期。

完全に疼痛が消失し、筋力が回復し関節の可動範囲も完全になった状態です。当然、精神的にも不安感がなくなります。スポーツにおいては各競技特有のスポーツトレーニングを開始します。

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